コイン販売大手の田中貴金属工業のプレスリリースより~2008年11月
【お詫び】金貨、プラチナコインの一部販売停止に関するお知らせ
現在、世界的な金融危機により米国やヨーロッパなどの国々で金やプラチナへの投資需要が非常に盛り上がっております。それにともない金貨やプラチ ナコインの需要も急増し、各国の造幣局では金貨の製造が追いつかない状況となっております。なお、アメリカ合衆国造幣局では、2008年内のプラチナイー グルコインの製造を中止しました。また、カナダ造幣局では既にプラチナメイプルリーフコインの製造を中止しています。
当社では金貨の輸入に最善を尽くしておりますが金貨やプラチナコインの品種やサイズによっては在庫が無くなり販売を停止しているものがあります。
当社では金貨の輸入に最善を尽くしておりますが金貨やプラチナコインの品種やサイズによっては在庫が無くなり販売を停止しているものがあります。
ブログ:亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」より~
2008年11月22日「金はある、しかし金貨はない」
ウィーン金貨で知られるオーストリア造幣局が3交代制24時間操業で金貨の鋳造に追われているというニュース は、1ヵ月ほど前に伝えられたが、オーストリアではなくオーストラリアも同じ状況とのこと。オーストラリアの西部の風光明媚な街パースにあるパースミント (パース造幣局)は、日本でも販売されているカンガルー金貨を鋳造している。これまで週7日、3交代制で24時間操業で対応してきたが、それでも注文をこ なせず1月まで注文を受けるのを中止することになったという。注文増加の目立つのがヨーロッパとのこと。確かに9月後半から(すなわちAfter Lehman Brothers)ヨーロッパで金融機関の経営問題が連鎖的に表面化し、ロンドンでもフランクフルトでも金貨の売れ行き急増という現象が伝えられていた が、ロシアやウクライナ、中東と広がりを見せている状況。リテール(小売)用のコインや地金がこんなに売れたことは過去になく(過去といっても歴史は浅い が・・・)キャパを軽く超えてしまっているということ。金はある、あるけれど金貨や小口の地金はない。しかし、ここまで続くとジワジワと効いてくる。